「専門家の人もそうでない人も手に取ってほしい一冊」 おすすめ度:
投稿日:2008-01-10
分子生物学の進歩とともにがん遺伝子、がん抑制遺伝子が
どのように発見されてがんのメカニズムがいかに解明されてきたかが
わかりやすく書かれています。
また、黒木先生がリアルタイムで経験されたことや
感じたことも交えて書かれているので
全体にわたって興味を持って読み進めることができます。
バイオ系の本だと専門用語が多く、とっつきにくいものも
多いのですが、この本は最小限の専門用語は使いながらも
わかりやすく説明することに重点を置いていると推測され、
バイオ系以外の理系の人だけでなく、文系の人でも割と
スムーズに読める貴重な一冊だと思います。
また、バイオの研究者にも読んでほしい一冊です。
分子生物学をある程度勉強した人なら
目新しい知識はほとんどないかもしれませんが
歴史的な発見があったそのときの仮説構築の仕方や
アプローチ方法を知ることは温故知新に繋がります。
特に、最近は遺伝子解析の技術も進んできて、
極めて細分化された中で研究することが多く
全体の歴史やストーリーを理解することは
研究者としても大事なことではないかと感じています。
「素晴らしい!」 おすすめ度:
投稿日:2007-08-08
研究者の立場から癌研究の歴史を丁寧に書き上げています。もちろん、歴史に限らず現在までに明らかになっている癌の発症仕組みも分かりやすく書かれています。詳しい内容は読みながらの楽しみに・・・
生命現像に関する研究を行っている研究者、大学生や、生命科学に興味を持っている高校生に推薦したい本です。
「これから生物/医学を学ぶ人に強く進めます」 おすすめ度:
投稿日:2003-08-18
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「おもしろい!」 おすすめ度:
投稿日:2003-01-25
二十世紀後半に飛躍的に発展した癌研究の物語です。
癌遺伝子仮説から癌ウイルスの発見、そこからの癌遺伝子の発見、
癌遺伝子、癌抑制遺伝子の正体が暴かれ、
癌遺伝子たちのもとは「細胞増殖を制御する遺伝子群」であった
ことが明らかにされ、その後本当の黒幕であるDNA修復遺伝子が
発見されるまで、めまぐるしく動いていくストーリーに引き込まれてしまいました。
研究者たちの人間模様もリアルに描かれており(著者自身が研究者
だからだと思います)、とくに医学生にはいい教科書がわりだと
思います。