「もっと知られて普及することを期待します」 おすすめ度:
投稿日:2004-08-16
ふとした切っ掛けでこの本を手にして、もっと早くこのような「療法」を知っていればよかったのにと、うらめしく(?)思いました。私の息子も20年余り前、小学高学年のころからぜんそくの発作が出るようになり、治してあげたいと切望した経験があったからです。しかし当時は有効な対処法がなく、けっきょくは発作におそわれたときに、内科のドクターに診てもらい、薬を処方してもらうことしかできませんでした。
この本は、ぜんそくの発作を抑えたり、症状を軽くしたりするための腹式呼吸がしぜんに身に着くような「音楽療法」を、実績を基にイラスト入りで解説してあります。幼い子でも楽しみながら実行できる、簡単な笛吹きや歌唱、朗読や体操などの10のメソッドは、患者さん本人の苦しみを和らげることはもちろん、常日ごろ接している親御さんや教育現場の人々に勇気を与えてくれるでしょう。
ちなみに、フィットネスを続けている私も、腹式呼吸は呼気から始めることが大切だということを、本書で初めて知りました(^_^;)。