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医者がぼけた母親を介護する時 (集英社文庫)

米山 公啓
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医者がぼけた母親を介護する時 (集英社文庫)の詳細
  • おすすめ度:まだ評価されていません。
  • 出版社:集英社
医者がぼけた母親を介護する時 (集英社文庫)のカスタマーレビュー

「むずかしいけれど。。。」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2008-03-10

私には、急な病気で中途障害になった母親がいます。体もですが記憶も時に機能が果たせていません。

病院でもよいスタッフ、最悪なスタッフと会ってきました。こういう、病院関係者が自分の親が、このようになった時、どうするのか知りたいのもあり購読しました。
自分の年齢に比べると著者も母親もはるかに上なので、客観的に冷静なのが印象的でした。
家族も患者の為にも、客観的になる事はプラスになると思いましたが、なかなか私はまだ、なれずにいます。が、勉強になりました。

「勇気ある記録」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2003-07-29

母親の晩年の姿が、とても冷静に描かれている。
家族の苦労談でもなく、感傷的な脚色もなく、母の生き様が記録されている。
その正確であろうとする筆致に愛情が感じられる一冊。
どんな姿になろうとも、堂々と生きてほしいという願いと、好きな人の変わり果てた姿はみたくないという気持ち、誰もが両方の気持ちを、あわせもっている。

そんな葛藤や悲しさを正視する勇気を与えてくれる本。

「介護のかたち」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2003-07-28

タイトルのとうり「医師」である著者の目を通したご母堂の晩年が描かれているが、「痴呆」やそれに伴う「介護」の問題に対する警鐘というよりは、それでも添い遂げたご両親や支えた人々の姿を淡々と描いている。

一般に痴呆に伴う介護はそれを行う側の方法論ばかりが先行しているようで、如何に効率的に介護を行うか、公的支援を利用するかのHow toものが多いが、本書はご母堂自身の手記を通じて痴呆を発症し自分が崩壊して行くことへの苦悩が書かれている。介護を受ける側もまた人間なのだ。

「医者の個人生活365日」や「午前3時の医者ものがたり」といったユーモアのある氏の作品を読んでいると、書かれた時期の背景に驚く。